SEO検定4級 Webの基礎知識、SEOの全体像
SEO検定4級に合格するまで
検定試験を受けようと思った理由
SEO検定を受けようと思った理由ですが、大きく分けて2つありました。
1つ目は、Web関係の仕事をする上で自分の値打ちが上がるかなと考えました。
国家資格でもなければ、合格率も7〜8割以上が合格する手軽さ。ではありますが、『一般社団法人 全日本SEO協会』という組織が行なっているということでした。少し調べてみるとわかりますが信用に値する団体のようです。
2つ目は、単純に勉強することによって知識がつき仕事に役立つと思いました。
筆者は、これまでWeb関係の勉強も仕事も一切経験がなく、ただちょっとネットには自信があるという程度のおじさんでした。一念発起でトライする中、SEOの勉強はまさにツボでした。
知らないことが沢山あり、そして理解できないことはありませんでした。誰にでも理解することができる内容だと思います。
勉強が楽しい!、となってくるとワクワクもしてきます。
試験出題範囲
本検定は1級から4級までありますが、試験範囲はそれぞれ次のとおりです。
4級 | 公式テキスト4級(〇〇年版) |
3級 | 公式テキスト3級(〇〇年版)+4級 |
2級 | 公式テキスト2級(〇〇年版)+3+4級 |
1級 | 公式テキスト1級(〇〇年版)+2+3+4級 |
これを見たときに私に与えられた選択肢は2つでした。
1つ目は、地道に4級から勉強し、1つの級ごとに受験して最終的に全ての級の合格を目指すこと。
2つ目は、4級から勉強することは同じですが、4級から2級までは受験せず1級のみ受けるという手法。
時間的にも経済的にも2つ目の方が合理的だとは思いますが、きちんと理解しておきたいジャンルだったので前者を選択しました。
勉強の方法
まず最初に、いつも利用しているネットショッピングサイトでSEO検定4級公式テキスト[書籍版]を購入しました。もちろんSEO協会でも入手できるのですがポイントがつくこともありネットにしました。
その後、SEO検定公式問題集{電子版}を、これまたネットショッピングサイトで購入しました。
そして試験までの1ヶ月くらいの間にやった全てのことは次のとおりです。
① 公式テキスト(書籍版)を読みながら、見出しやポイントをノートに書く
② 公式問題集(電子版)を4〜5日おきに合計5回づつやる
③ ①終了後から試験までの間、公式テキストをMacのPagesで書き写す
結果的にこれを各級ごとに繰り返すことになります。今回、トータルでかかった時間はおそらく20〜25時間だと思います。
①と②はただ単に学校の勉強と同じことです。
①では久々にノートに文字を書きました。書くことが必要ない人もいるかもしれませんが、私は「書いて覚える」という考えが強いためそうしました。実際に文字を書いていると、最近書けない漢字を誤魔化してスルーしたりしていましたが、きちんと覚えて書こうと思いいつくかの漢字を憶えました。これも試験とは無関係ですがプラスに働きました。
②の問題集ですが、解説付きの100問、過去問1、過去問2と3パターン入っています。それを間隔をあけて5回づつやりました。
③に関していうと、最初はタイピングの練習半分、勉強半分でした。しかしタイピングはすぐに慣れてきて、どちらかというと書いていることが頭に入ってくる方が上回ってくるようになりました。
5:5と思っていたのが、3(タイピング練習):7(SEO勉強)くらいになった感覚です。
そして5回目の問題集の結果は、解説付き問題集:100/100、過去問1:79/80、過去問2:80/80という具合でほぼ満点が取れるようになりました。これで余程のことがない限り、本番で64点を下回ることはないと確信しました。
検定試験の準備
試験に必要なもの
1・本人確認の証明書(運転免許証、保険証、マイナカード等)
2・筆記用具(鉛筆、消しゴム)
3・受験費用(4級)5,500円(事前にネットで決済等)
詳しくは協会のWebサイトに記載されていますのでご覧ください。
試験会場の選定
試験会場は、全国主要都市で開催されているので自分に都合の良い会場を選ぶと良いでしょう。
離島、四国に開催会場はありません。私の居住地は四国なので、毎回橋を渡って近府県に行っています。まあ、知らない場所に行くことが嫌いではないので良いのですが、交通費は結構かさみます。
それに、四国で開催しないということは・・・
受験者数が少ない
↓
SEO検定保持者が四国に少ない
↓
取得すれば四国では高い価値がある
という考え方もできる。と思い”ヨシ”としておきましょう。
試験日当日
先に書いたとおり、近所に開催地がないため今回は京都に行ってきました。
少し悩みましたが、車ではなく高速バスで行きました。・・・結論から言うと失敗でした
。交通費的に言うと、車で行った時にかかる高速料金+燃料費+駐車場代の合計額より、往復のバス料金の方がいくらか安いのですが、バスのデメリットもあります。
まず、時間がシビアなので遊びが効かない。少し時間があるなと思って買い物や食事をするにしても、常に時間が気になってしまって落ち着かないです。
あと、車で行っていれば、途中どこへ寄るのも自由ですがバスはそうはいきません。運転するのは疲れはしますが、自分のペースで走れる車の方が楽なのかもしれません。
そして一番のバスのデメリットは、椅子が悪いので腰や首が痛くなるということです。これはかなり印象に残りました。一人で乗って、隣に人が座った時の窮屈感はエコノミー症候群になってもおかしくないほどです。自分の車で運転して行った方が余程楽です。
試験会場は、ホテルのレンタルオフィスの一室でMAXで36〜40名くらい入れるような部屋でした。
そこに、満席ではありませんが8割方受験者が入っていたと思います。パッと見た感じでは男女半々くらい(やや女性が多かったか)で、年齢層は20代30代の比較的若い人多めかなと思いました。
試験時間は60分です。空気的には静かで集中して試験ができました。問題内容ですが、結果的に5問だけ自分が見た初の問題があり悩みましたが、マークシートなので運に任せて書きました。
全て回答を書きこみ、残り20分くらいあったので本来なら「見直し」をするのでしょうが、帰りのバスの時間までに何か食べたかったので退出しました。
そしてせっかくなので京都ならではのものをと思い、『串カツだるま』でハイボールと串カツをいただきました(なんでやねん!)。
バスで行くメリット、交通費が安くつく以外にもありました!。アルコールがいただけるという点です、これは大きいです。
合否結果通知
試験日から数えて約2週間後、合否通知が郵送されてきました。
結果は 合格 !!
「楽勝で受かっているだろう」と思ってはいても嬉しいものです。大人になればなるほど資格試験や検定を受ける機会が少なくなってきます。
そんな中、仕事の合間などに勉強して覚えた新しい知識というのは新鮮なもので、マンネリ化した自分の生活や意識を少しでも変えてくれる、そんな気がしています。